● ベレストオヤジアニキの公式参戦記
第11弾 公式参戦2戦目で、まさかの「満射」
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6月24日、須山射撃場で行われた神奈川公式デビュー戦で82点を出せて「ほっと」して、7月はいよいよ成田射撃場で行われる東京公式に出ようかと考えましたが、東京公式は2日間・200個撃ちの大会しかなく、もう少し100個撃ちの公式参戦してから出ることにしました。

日本クレー射撃協会HPを見て調べた結果、7月17日に須山射撃場で行われる神奈川公式に再度参戦することにしました。(初公式参戦している場所でもあり、参戦日時の都合も良く露天風呂も入ってみたかったので、再参戦を決めました。)
今回も、参戦前に筑波射撃場で「管理人くろさん」「REDSさん」「NOVさん」に練習のお付き合いして頂きました。(いつもお付き合い頂き、感謝いたしております。)
筑波射撃場のNプーラさんが言うには、「茨城公式戦セットのままで公式3番セットだよ。試合でも、誰も満射が出なかったよ。」とのことであった。結果は、公式面19-19-17-19で当たっていると自信が出るほど調子は良くありませんでした。このまま公式参戦するかどうか迷いました。(いつも成績は、こんなもんです。)
そして、公式参戦2戦目7月17日当日、予定通り4時半起床5時出発し須山射撃場へ6時45分到着。(参戦するかどうか迷っているわりには、参戦しまう自分が怖い。)
しかし、今日は7時過ぎても選手の集まりが何故か悪い?余裕をもって7時過ぎに受付をしたにも係わらず、1組4番射台となる。(2戦目なので、申し込みも慣れたものです。日クレー会員証も届きました。)
そして、大会委員長より「今日は、東名高速で事故渋滞があったので神奈川公式戦スタートを8時にします。」との発表がありました。(ベレストは渋滞にはまったく、つかまりませんでした。)
8時よりいつも通り、試合を始める前にクレーの飛び方を参加選手と大会委員長と一緒に1射面3枚づつ20射面すべて確認します。(流れが解っているので、この辺は余裕です。)いつも通り、ある選手はクレーが跳ぶごとに「早いな〜、切れているな〜、これじゃ、当たらないな〜。」とお決まりのお言葉。そして大会委員長より今日のクレーセットは「公式5番・公式9番セットです。」とのお言葉でした。ベレストには解りませんが、選手から「公式5番セット入っているのかよ〜。参ったな〜。」と多くの意見がありました。
1R目スタート・何かクレーをイマイチ切れない・スイングが加速していない感じで、終わってみれば17点。(決してあがっている訳でもないのに納得の行かないゲームでした。この前の筑波での練習もそんなに当たっていた訳でもなかったので、これが実力かな〜って感じでした。)
* スコアー係、「須山射撃場の娘さん」でした。ショック!! 
この日の神奈川公式に選手として「須山射撃場の娘さん」も参戦していました。(日クレーの選手であったとは、知りませんでした。ゴメンナサイ。)
< 写真日記・参照 >
2R目スタート・前のゲーム感覚を引きずっていて、前半でポツポツ抜くが丁寧に撃って行き何とか20点を維持するが、8割出せてホットしただけで何か緊張感がにじみ出てこない。(公式2戦目で場に慣れてしまうとは、ある意味すごいのかも知れないと勝手に思い込んで、納得してしまう。)
今日はスコアー付けをしないで、旗振り審判をしようと決め込んでいたが、一応遠慮してスコアー付けを進んで今回も行うことにした。
やけくそで、液晶TVを買った「ぽりぽりさん」がTV取り付け後、応援に来るかも知れないと言っていたので、メールで状況報告をし、「ぽりぽりさん」より激励のメールを頂く。
当然、「管理人くろさん」にも結果報告は随時入れていた。
3R目スタート・気合を入れなおしゲームに出たつもりであったが、イマイチスイングに切れがない感じが続き相変わらずポツポツ抜く。尚且つ、コールの声が裏返ってまともに声が出なかったが、クレーは出てしまい失中をする。
それから、コールの声をお腹から出すようにしまたも、20点を維持する。
ここで4R目23点出さないと80点にならないので「8割シューター」の名が泣くと思い「管理人くろさん」とも、何とか「23点出せるように、がんばるよ。」と話していた。
4R目スタート・目線を最初から決めて構える・とにかく集中する・突っ込みすぎない・コールの声が裏返らないようお腹から強く出す、を意識し始めた。
* 1枚目から10枚目・しっかりスイングできていてクレーの割れがよく、落とす位置も幾分早くなっていた。このとき以前ブルースに言われた言葉「1枚目から10枚目までは楽しんで撃ちなさい。」を思い出していた。
* 11枚目から20枚目・またブルースに言われた言葉「11枚目から集中しなおして、試合モードになりなさい。」を思い出してリズムを狂わさないよう集中して撃ち続ける。
途中、コールしてもクレーが出なくても焦らず構えなおして2矢で何とか落とす。
* 21枚目から23枚目・この辺からもしかしたら「満射?」と頭の隅に思いが巡り始める。
(ここらで結構抜いていることがあるので、強く「満射」を意識しないことにした。)
22枚目右45度低く逃げるクレーを2矢で再度、何とか落とす。スイングが加速していて落とす位置が早くなっているのか、初矢はずしてもそんなにあわてないで2矢で落としている。
* 24枚目から25枚目・23枚落とした時点で「満射」を意識する。心臓がバクバクしているのが解る。「心臓バクバクに負けるもんか。」とさらに集中を増していき24枚目を落とす。ここで何故か、幾分気分が楽になったので、25枚目は何が何でも2発撃ってやると決めた。25枚目また、コールしてもクレーが出ない。ここは大事に屈伸を交えて仕切りなおし、コール・・ ストレートが出て初矢でクレーが粉々になり2矢撃てませんでした。「やったー」というのと「ほっと」しました。
ゲームが終了し3番射台の方と5番射台の方に握手を求められ、次の試合に出られる選手の方々から拍手をしていただき、とても嬉しかったのを覚えています。
終わってみれば、初参戦と同じ82点で終わることが出来ました。公式面では練習でも23点が最高で「満射」を出したときはありませんでした。
ですから、公式参戦2戦目でまさか「満射」が出るなんて思ってもいませんでしたので掲示板に報告させてもらいました。
今回の神奈川公式・Bクラス、ファイナル出場はB-1 87点・B-2 87点・B-3 86点でした。また、Bクラスの「満射」は私だけでした。
何かファイナルでパウダークレー撃ちたいので「須山射撃場神奈川公式」病み付きになりそうです。

PS:掲示板で皆様から「公式初満射」激励のお言葉を噛みしめながら、須山射撃場の露天風呂に入ってから帰途に着きました。用賀から大渋滞でした。