● ベレストオヤジアニキの公式参戦記
第8弾 どスランプ脱出
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「管理人くろさん」との出会ってからは、筑波射撃場で会うたびに射撃論を嫌ってほど語り合っていました。
それまでは、自分で考え(親父の意見もあった。)実行していただけでしたが「くろさん」のほかに、チョクチョク紹介して頂いて知り合いになった「SS−NET」の皆さんも交えて射撃論を語り合うようになりました。
そして、射撃場に誘い合って行くようになって、射撃回数が倍増していきました。
射撃をしているとき「くろさん」に後ろで、スイング等見てもらい、今日はああだ・どうだと指摘してもらったりしていました。
当時、皆さんと議論していたことは
1. クレーが出てから銃のスイング開始までの「間」。
2. 構えたときの銃の置く高さ。
3. 構えたときの目の置く位置。
4. 飛んでいるクレーと照星が何故、並んでしまうか。(クレーを銃で切れない。)
5. どうしたら、スイングの振出がゆっくり始動して加速して行くか。
6. クレーにどうやって照星を送り込むか。(クレーを見ながらか、クレーの尻尾を見てか。)
7. OFF会を何時、行うか。
でした。
撃ち方には個人差が大いにあるとは思います。これについては、今でも議論し続けています。また、7番以外はクレー射撃をしていく限り一生悩み続ける課題だと思います。
「SS−NET」の皆さんと知り合って、射撃回数も年間50回超えるようになり、消費弾数も10,000発を超えました。
当然、一人で黙々と撃つのではなく「SS−NET」の皆さんの協力があり、議論があり、射撃回数も多くなっていったのですから、とても辛い最悪の「どスランプ」は
脱することができ、「8割シューター」に復帰できました。
このころから、公式射面も撃つようになり更なるレベルアップも行いました。
「くろさん」から、「公式参戦しないの?」とも言われました。そして、「公式ってな〜に?」って聞き返した記憶があります。
「公式」の説明を「くろさん」から聞きましたが、とりあえず「区クレー射撃連盟」予選を通るのを目標にしていましたので、公式参戦はこの時点でまったく考えていませんでした。

時々、公式射面を撃つようになって、ある射撃場の公式射面を撃っていたとき、あまりに当たらなかったからか、プーラさんより「ファイヤーポイント」を付けていると、どうしても狙いが遅くなる。練習面でやっていくのであれば問題ないが、公式射面では初矢で取る位置が2矢の位置になっていると指摘されました。
そして、1年半ほど左目が強いため「ファイヤーポイント」を付けて撃っていましたが、不具合は感じていなかったのですが、はずして撃ってみることにしました。
そうしたら、「あ〜ら不思議」効き目が右目になっているではありませんか。「ファイヤーポイント」無しで両目で撃てるようになっていました。
それからは「ファイヤーポイント」無しで、練習面7割・公式面3割で練習を続けていきましたが、まったく問題ありませんでした。
尚、「SS−NET」の皆さんと射撃論を交わしながら撃つようになってから、親父が「俺の言うことを聞かなくなった。」と、ぼやくようになりました。