さて、これから友達のお墓参りに付き合うので駅前の花屋さんに行くのに駅前通りに来ました。ここ10年で一気にシャッター商店街になって営業している店がほとんどなくなった土浦市。いまや貴重な営業継続中の店がこの「大黒屋駅前店」です。大黒屋っていうのは、以前は市内にあった中古の機械や厨房器具なども扱っていたリサイクル系ディスカウントショップで、バブル期にはかなり大型の店舗を数店展開していて地元民には愛されていた店だったんですが、その後の競争激化でどんどん閉店。今残っているのはこの小さい駅前店だけになっちゃいました。変わらず営業しているこの店先をみると、物凄く賑わっていた頃の駅前を思い出しますね。 ま、土浦も再開発で凋落した他の駅前と同じ轍を踏み、大型流通を手玉にとったつもりの駅前箱物再開発の失敗と、道路拡張などによる路面店の消失により、ゴーストタウン化が一気に進んでいますが、駅前って実はこういった小規模店の存在が最重要なんですけどね、長い目で見るとね。