もっとも、ウチではこういった即席ルーは使っていなくって、当時の普通の家庭同じに、ラードやヘットでで小麦粉をブラウンになるまで炒めて、そこにカレー粉を加えてさらに炒め、それを炒めた肉と野菜(玉ねぎだけか、玉ねぎと人参とジャガイモ入り)をスープで煮たところに加えて煮込んで完成ってな感じで作っていたんで、このルーを含めて自宅では食べた覚えがないんですよね。もっとも、小学校に入る頃にはすでに「ハウス印度カレー」や「ハウスバーモントカレー」や「グリコワンタッチカレー」が主流になっていて、オリエンタルカレーや「キンケイミルクカレー」なんかが懐かしいのは、我々より年上の実際食べていた中部地方の団塊の世代なんでしょうね。