裸電球も懐かしいですね。駄菓子屋で蛍光灯ってのは、見たこと無かったですからね(笑)

なんかいい感じでしょ。

入場料300円ですから、一度来てみてくださいね。英語のボランティアガイドさんもいるんで、入場者は外国人も多いんですよ。

この日もフランス人(またはカナダ人)のカップル、日系アメリカ人らしいご家族。中国人のご家族などがガイドさんの説明を一生懸命聞いてました。

陳皮が干してあります。ところで、駄菓子屋が長屋の路地の入り口にある理由は、江戸時代には路地の入り口には門があって、門番が副業で駄菓子屋をやっている事が多かった名残りなんですね。時代劇で目明しが泥棒なんかを捕まえて連れいていく「番屋」ってのも、実は路地ごとにあった門番のいる番屋の事なんですね。

この家からは小唄の師匠らしく、三味線の音が聞こえています。

銅壺屋の作業場です。

薬缶が掛けてあります。

古い万力。長屋にはこういった職人さんの家が多くありました。長屋は生産の場でもあったんですよね。

銅壺屋さんの座敷。

長火鉢です。昔は職人さんの家や商家には必ずあったんですよ。

路地の突き当りにお稲荷さん。

おみくじもあります。

展示物のお稲荷さんだけど10円をお供えして。

おみくじをひきます(ひくのにお賽銭はいりませんからね)。

二十七番だ。

吉だ。

古い版木のおみくじなんで、内容の説明の冊子がおいてあります。ちなみに英語版もありますよ。

えーっと、病人本ぷくす、しかれどもゆだんすべからず、か。

まだ水道の無い時代の風景ですね。

路地を曲がって戻ります。

駄菓子屋さんの座敷。

懐かしい手洗器。育った家が武家屋敷みたいな書院造りだったんで、平屋なのにトイレが母屋に3箇所、書院に1箇所あったんですよ。こんな感じの手洗器が2箇所あって、トイレ掃除がめんどくさいなあって思ってましたねえ(笑)

明かり取りがある屋根。

柱時計は度の家にもありましたね。

昔の引き込み線。

これこそ日本全国にあったゴミ箱です。私の子供のころには、この形でコンクリート作りになってましたけど。

手押し井戸。

ウチの裏の長屋にも、こんな井戸があって、水道は引かれて居ましたが、おばちゃんたちが井戸端会議しながらお洗濯なんかしてました。

商家です。

これはさすがに明治から大正の感じですね。

この辺りの商家らしく、ちょっと高級な柱時計とお酉さまの熊手が飾ってあります。

実は以前はこの写真の「銭湯の番台」が2階に展示してあったんですけど、今は撤去されちゃったんですよ、すんごく残念です。

一通り見て外に出ました。

鳩も寒そうです。

売店も、この寒さじゃあ閑散としてますね。

久しぶりに弁天堂に行ってみます。

ここも外国人観光客ばかり。

弁天様らしく琵琶が。

せっかくなんでお参りします。

ろうそくの点火用の火が暖かいです。

弁天堂から上野公園方向を見ています。

おじさんたちのところに。

すずめが群がっています。

弁天堂の裏です。

あれえ、懐かしい茶店が無くなっちゃってるよ。

昔はここで鴨を眺めながらおでんを食べたり、ビールを飲んだりするのが楽しみだったんだけどなあ、残念。

売店も閉まっちゃってるね。

疲れたんで一休み。

では帰りましょうね。

← 下町風俗資料館その1へ戻る メニューへ戻る 下町風俗資料館その3へ続く →