5時50分です、やっとすこし明るくなって来ました。それでは起きましょう。

コーヒーをいれます。

ストーブに掛けました。

昨日のチキンを刻んで。

クロさんに。

残りを炒めて。

マヨネーズとスパイスで和えて。

コーヒーが出来ました。

ソーセージを炒めて。

クロさんにも。

昨日の残りのスープも少し牛乳を足して温めます。

マフィンもいい加減に焼いて(笑)

コーヒー。

これでカフェオレ。

クロさんは牛乳。

朝ご飯完成、うーん豪華。

マフィンにチキンを挟んで。

残り物サンドの出来上がり。

さらに。

もう一つ作って。

包んでおきます。

ソーセージも2本使って。

こっちもサンドに。

この2つは昼ご飯のお弁当にします。

朝ご飯も食べたんでガソリンを抜いて。

クロさんのお散歩に。

ついでに食器を洗いました。

食器を洗ってる間にもお散歩のわんちゃんが通ります。

でも、実はこのキャンプ場は普段は犬禁止なんですね。ペット持ち込み禁止の看板がもう彼方此方に出ています。この「持ち込み」という物扱いの表現が、犬に対するこのキャンプ場のスタンスを表しています。

実はこのキャンプ場には以前来た事があるんです。でもあまり混んではいませんでした。ご覧の通り風呂まで付いたバンガローや。

整備された場内。

水場や、バーベキューサイトなども充実してるのになぜかというと。

実はそこにこそ問題があると思うんですね。

実はここはオートキャンプ場なんですが、せっかくの自然を整備しすぎたうえに、そこに作られている設備は昭和30年代の古のキャンプ場そのもの。

戦後の高度成長期の頃、公団住宅住まいの子供中心の若い家族や、地方から上京して来た若い仲間達や、指導者に引率された子供達などが、あこがれの「レクリエーション」としてやっと買ったマイカーにテントを積んでやってきて、鶏の腿やソーセージや輪切りのトウモロコシなどを、他の家族と肩を並べてバーベキュー場で楽しむ為のキャンプ場。

それはすでに失われた過去の風景。いま求められているのはもっと異なった形のキャンプ場なんですね。今はツーリングのバイク乗りや、リタイアされたご夫婦や、キャンプしながら旅をする家族などが利用しやすいキャンプ場が求められているんですが、日本のほとんどのキャンプ場はそのニーズに応えられていません。ここはかなりリーズナブルな料金なんでとっても良いんですが、ほとんどのオートキャンプ場は民宿に泊まる位の金が掛かります。そのうえなぜかテントサイトが狭くって、駐車場から荷物を運ばなくっちゃなりませんし、キャンピングカー対応の場所は目の飛び出る程値段が高い事が多く。

結局多くの旅人が、こういったキャンプ場を「めんどくさい」って敬遠してしまっています。実際、中高年の多くのキャンパーが、各地の「道の駅」や「ロードサイドパーク」などの駐車場に泊まっています。風光明媚な地域の早朝の高速のパーキングや、道の駅には必ず多くのキャンピングカーや、ワンボックスで泊まっている家族を多く見かけます。

彼らの多くは子供を連れていない代わりに、犬を連れています。という事は、関東地方では泊まれるキャンプ場はほぼありません。だからどのパーキングにも多い日は十数家族が泊まっているような事態が発生しているんですねえ。

じゃあどんなキャンプ場が求められているのかっていうと、自然がそれなりに残っていて、車がサイトまで必ず乗り入れられて、サイトがちまちまと区切られていず、サイト同士が植え込みなどで仕切られていて、ある程度の距離が取られていてプライバシーが確保出来るようになっている事。さらにバーベキュー台やテーブルなどはサイト毎に設置されていること。できれば水場もサイト毎か、3〜4サイトごとに小さく設置する事。

実際、カップルなどがオートキャンプに行かない理由は、隣に陣取って大酒飲んで騒いでる馬鹿グループにちょっかい出されたりしていやな思いをするからですし。多くの女性にとっては、寝起きの姿を、隣のサイトのおとつぁんにじろじろ見られるのが嫌な為ですし。高齢者が来ない理由も、あまりにサイトがくっ付いているために、やはり話し声などが気になって眠れないからって理由が多いんですね。今やプライバシーの確保と、場内の安全の確保がキャンプ場の絶対必要条件なんですが、公営のキャンプ場のほぼ全てと、民間の多くのキャンプ場がその条件を満たしていないので、次第に敬遠されているんですねえ。でも箱もの行政どっぷりの当事者には判らない。

その6へ続く。