ものすご〜い暴風雨ですけど、バイクでゴーです。

昼ご飯を食べに来たんですけど、ざんざんって雨が降り続いています。

昼ご飯はサンマ、今日は雨なんでサービスでドリンクがつきます。

夕方、まだ降ってるけど風の方が強いなあ。

雨の日のバイクも楽しいって言うと、このサイト見てる人は信じないけど、人生ず〜っとバイクなんで、ご近所の皆様は全然不思議に思ってません。だからスーパーに来ても「おっ今日もバイクか」ってな反応です。

しかし止まないねえ。明日知り合いが群馬から来るようなんで、晴れて欲しいなあ。

晩ご飯はお弁当、それも特価273円。

さて、ちょっと探し物があって本棚をかき回しています。暮れにこういったムック本は300冊ぐらい捨てたんですが、まだ一杯残ってます。O田さん、ほれこんな本もあったよ。

Writerとしていろいろ考えてた頃に買った本。日本のマスコミは昔っから空気読んでるばっかりだった事がよ〜く解ります。

80年代初頭に出た本。常磐新平、川本三郎、青山南とは今考えると豪華な編集陣ですよね。

とっても役に立った本でした。

奥付を見ると80年発行です。

これは古いぞ。SP忠男の鈴木忠男さんが現役だった頃の本だよ。

懐かしいです、ジェットヘルメットの形が古いですよねえ。この写真はジェットですが、お椀ヘルメットに目玉のマーク、バイザーを白のビニールテープで止めるスタイルって、今は族の専売特許だと思われていますが、60年代後半の鈴木忠男さんのモトクロスでの格好がオリジナルなんですよ。おじいちゃん世代だから当時の事をよ〜くしってますよ。

お世話になった金子教授の病理学のお話の本。

川喜田先生のウイルスの世界の新書判。

加賀乙彦の頭医者事始、この後いろいろ出て来たインターン物の先駆けかも。

これもペーパーバック、ピューリッツァ賞を受賞した時に「世界一変なヤツ」って書かれたデイヴハリーのエッセイ「40歳になったら」、ふっふっふ。

バイク雑誌によく登場してた香咲弥須子さんの「半蔵門のプロペラ機」。

で、ページを開いたら九十九電機の当時のチラシが入ってたよ。

中古品情報が懐かしい名前ばかり。8ビット機もまだまだ現役の時代でした。

当時使ってたTSSコマンド手帳。今と違って面倒な時代でした。

ついでのこれもバイク小説、佐々木譲の「いつか風が見ていた」。

アガサクリスティーのエッセイ、「さあ、あなたの暮らしぶりを話して」。最初の夫との離婚後、失意の中でのナイル旅行で出会った考古学者マックス・マローワンと再婚したアガサは、その後の半生を夫の発掘旅行に同行していたのは有名な話ですが、この本は彼女が夫と戦前に赴いたシリアでの発掘旅行記です。ユーモア溢れた内容が読んでいてとても楽しい気持ちにさせてくれます。

金井美恵子の「愛のような話」、なんか70年代初めに短編集買ってから読んでる作家。

なぜか時々買っちゃうね、っていってもこれ買ったのが21年前。

益田喜頓の「浅草ばなし」、内容はかるーいエッセイでゴルフの話なんかもしてるけど、「あきれたぼういず」のエピソードが面白かった。晩年に函館に引っ込む前には浅草の街で、ダンディでとても素敵なお姿を良くお見かけしていたので、懐かしいですねえ。

さ〜て、これは古いよ。「落語全集」上中下三巻セットです。小学校の頃の愛読書です。

当時は落語の全盛期でしたが、さらに古い時代の話が知りたくって読んでましたね。

ほれ時代を感じるでしょう。

題字がなんと「高橋是清」で、序文が「渋沢栄一」ですよ。それまで大衆芸能として蔑まれてきた落語を、伝統芸能として高く評価しようとする強い意志が感じられる本ですね。まだ録音技術の整って無い時代の口座の聞き書きが、今となってはとても貴重な資料になっています。

昭和4年の発行です。発行は「大日本雄弁会講談社」です。なんたってこれ「非売品」なんですよ。

昭和の名人が並ぶ目次。

う〜ん、すごいです。

こっちは中学の時に買った「マーシャル・マクルーハン全集」。

特にこの「人間拡張の原理」は、当時の私にとってメディアを理解する上で大変役に立った本でした。

個人の拡張として衣服や家やテレビを論じた本書は、メディアというものに関しては91年にバーナーズ・リーの論文「WorldWideWeb: Proposal for a HyperText Project」を読んだ時と同じ位大きな衝撃を私に与えましたね。
しかし毎度思うんだけどウチにある本ってまったく統一性がないよねえ。