2005.10.08
かんたん工作教室(第2回)


空撃ち用キーホルダー(初級編)
連載2回目の「かんたん工作教室」、今回は金属加工に挑戦です。作るのは「空撃ち用キーホルダー」です。
皆さん、射撃が終わった後、撃鉄を落とすのに写真のようなスナップキャップ(空撃ちケース)を使っている人も多いと思います。しかしこのような製品はほぼ全種類とも、すこし使っていると、撃針のキャッチが潰れて変形して、実際には全く用を成さなくなってしまいます。これでは撃針が痛んでしまいます。
そこで、写真の「雅 吾一謹製」の空撃ちキーホルダーにインスパイアされて、今回は「空撃ちキーホルダー」を作る事にします。このキーホルダーは今回が一番簡単なバージョンを作りますが、次回は革を使って、今回制作の物をバージョンアップする予定です。
買って来た材料はこれだけです。百均で買ったキーフックと、ホームセンターで購入したアルミ平棒が2本。30cmの物で20mm幅と10mm幅の物を買いました。今回使うのは10mmの物だけです。大体1本150円前後です。
使う工具はこれだけ、金ノコ、ヤスリ(金工用中目)、4〜5mmのドリル、センターポンチ、紙ヤスリ#100、#320、#500の3枚。これだけです。ちなみにどれも百均で買えます(写真の物は別)。
まず自分の銃に合わせて長さを決めます。短すぎるとキーリングが機関部に当ってしまい、長すぎると邪魔臭いので、その辺りを考えて長さを決めて下さい。
長さが決まったら軽くけがいておきます。
万力があれば固定して、無ければがっちりとホールドして切断します。
はい、切れました。
さて、切り口はギザギザですから。
ヤスリを当てて平にします。
ある程度奇麗になったら100番位の紙ヤスリで平にします。
続いて、細目の紙ヤスリで仕上げます。
こんな感じ、面取りもしておきます。
全体も傷を取るように軽く磨いておきます。
これで大体完成。
キーリングを通す穴をあけます、位置を決めたらセンターポンチ打っておきます。
今回は4.5mmのドリルで穴をあけます。アルミは柔らかいので無理に開けると裏が汚くなるので、ゆっくりと慎重にあけて行きます。写真のように端材を下に敷いておき、ドリルが端材に5mm位入るまで開けます。
穴が開いたら、細目(#340~#500)の紙ヤスリで、傷を取りながらヘアーライン処理をします。
全体に角にもペーパーを当てて面取りをしておきます。
穴の部分も面取りをしておきます。
ぴかぴかに磨くにはこの後スチールウールや耐水ペーパーの#800以上で磨けば鏡のようになりますが、素材が柔らかいのですぐに傷だらけになっちゃいますから、磨くだけ無駄です。なお使っていると打痕だらけになっちゃいますが、適当な時にまたペーパーを掛けて下さい。まあある意味使い捨ての部品ですからね。
キーリングを通してとりあえず完成です。次回はこのアルミ部分にクッションとしての革を張る事にします。
キーフックを青アルマイトの物に替えてみました。このフックも百均で2個で105円です。
試しに使ってみます。上下を一度に処理する事が出来て便利です。なお素材はアルミか銅か真鍮を使って下さい。鉄やステンレスは絶対に使わないで下さい。撃針を痛めてしまいます。次回はこれにクッションの革を張ります。